ヘッジファンド志望者必見！ウォートンが「クオンツ修士課程」を新設｜ファイナンス留学の最新動向とキャリア展望

こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです！

ここ最近、アルファには 金融工学やクオンツ大学院留学を目指す方からのご相談が殺到 しています。
実際に金融工学・クオンツ大学院へ進学された方は、ヘッジファンド、外資系アセットマネジメント、外資金融（トレーディング、リサーチ）、さらには日系証券 などで圧勝しており、中には海外就職を実現された方もいます。

それほど今、金融工学・クオンツ大学院は“最もアツいプログラム”のひとつになっているのです。

そうした中で、米国名門のペンシルベニア大学ウォートン・スクールが、単独寄付として史上最大となる6000万ドル（約88億円）を受け、新たに 定量ファイナンス（Quant Finance）の修士課程 を創設することを発表しました。MBAで知られるウォートンにおいて、実に50年ぶりの新しい学位誕生となります。

このプログラムは、ヘッジファンドやアセットマネジメントを目指す方にとって大きなチャンスです。本記事では、プログラムの概要、ファイナンス業界の動向、そしてキャリア展望について詳しく解説していきます。

ウォートンが新設するクオンツ修士課程とは？

新プログラムは Master of Science in Quantitative Finance（MSQF） という名称で、2026年秋に開講予定です。初年度の定員は40名、最終的には60名規模に拡大する計画となっています。

特徴は以下の通りです。

・履修期間は1年間
・最終学期にはヘッジファンドやトレーディング企業と連携した研究プロジェクトを実施
・AI、アルゴリズム取引、データサイエンスなど最新の金融テーマに対応
・高度な数学要件を課し、即戦力としての分析スキルを育成

さらに、プログラムの諮問委員会には Citadel、Millennium、Susquehanna といった大手トレーディング企業が名を連ねており、業界との強いパイプが示されています。

ウォートンMSQF卒業後のキャリア展望

卒業生は以下のようなキャリアに進む可能性が高いと考えられます。

・ヘッジファンド（Point72、Citadel、Millennium、Bridgewater、Farallonなど）
・アセットマネジメント（BlackRock、Vanguard、Capital Group、PIMCO、WisdomTreeなど）
・トレーディング会社やマーケットメイカー（Susquehanna、Optiver、DriveWealthなど）
・投資銀行のクオンツ部門（Goldman Sachs、Barclays、Bank of Americaなど）

注目すべきは、このプログラムの Advisory Board に上記の企業幹部が名を連ねていることです。たとえば：

・Goldman Sachs：Partner and Global Co-Head of Quantitative Investment Strategies
・Vanguard：Chief Economist, Americas & Global Head of Portfolio Construction
・Citadel：Director of Market Analytics and Regulatory Structure
・DriveWealth：Chief Executive Officer
・Millennium：Senior Portfolio Manager
・Barclays：Managing Director, Global Head of Quantitative Portfolio Strategies
・Susquehanna LLP：Associate Director – Derivatives Trader
・Bridgewater Associates：Partner and Head of Client Service and Marketing
・Point72：Managing Director
・Optiver：Business Operations
・SECOR Asset Management：Principal and Co-Founder
・Farallon Capital Management：Partner and Head of Risk Management
・Capital Group：Partner and Portfolio Manager
・WisdomTree：Global Chief Investment Officer
・Bank of America：Managing Director

など、業界の最前線で活躍するプロフェッショナルが直接関与しています。

そのため、学生は授業や研究プロジェクトを通じてこうした企業と連携し、 共同研究やインターンシップの機会を得られる可能性が高い のが大きな強みです。実務と密接につながった環境で成果を出せば、卒業前から内定オファーを獲得できるチャンスも広がります。

給与水準も高く、新卒でも数千万円規模の年収を狙えるケースがあります。さらに、定量分析のバックグラウンドを持つことで、キャリアの選択肢がMBA卒業生よりも広がる場面も出てくるでしょう。

応募条件と留学準備のポイント

ウォートンMSQFは、強固な定量バックグラウンドを持ち、将来クオンツ・アセットマネジメントやヘッジファンドなどで活躍したい学生を対象としています。

応募資格
・強い定量的トレーニング（数学・統計・経済学）とプログラミングスキルを証明できること

候補者プロファイル
・Asset management firms、hedge funds、mutual funds、pension funds、endowments、family offices、sovereign wealth fundsなどのクオンツ運用領域でのキャリアを志望
・数学・統計・経済学における高度なコースワーク
・コーディングにおける強い実務能力

出願スケジュール（2026年度サイクル）
・Application Open：2025年9月15日（月）
・Application Deadline：2026年1月6日（火）
・Decision Release：2026年2月11日（水）
・Enrollment Deadline：2026年2月27日（金）

提出書類
・エッセイ（300 words以内）：Applied Research Practicumで取り組みたい研究テーマ、協働したい企業タイプ、学びたいことを提示
・One-way video interview：研究関心や動機を補足する短い回答
・履歴書（1ページ）
・推薦状1通（教授や研究指導者が望ましい）
・GREまたはGMAT（2025–26年サイクルは任意、今後必須予定）
・成績証明書

ファイナンス留学を成功させるためには、これらの条件を満たすだけでなく、早期から逆算的に準備を進めることが欠かせません。特にエッセイや動画インタビューは、単なる学力以上に「研究テーマへの適性」と「キャリアビジョンの明確さ」が問われる重要な要素です。

ファイナンス留学からヘッジファンド・外資金融へ圧勝するには？

単に「入学する」ことだけでなく、「卒業後に就職先を勝ち取る」ことが最終ゴールです。そのためには、次のような準備が欠かせません。

・業界知識を徹底的に磨く（クオンツ戦略、アルゴ取引、ファクター投資など最新トレンドを追う）
・ストックピッチやポートフォリオ構築能力を実際に練習する
・ケース面接、定量分析問題、モデリングなど実務に近いトレーニングを繰り返す
・リサーチプロジェクトやインターンシップを通じて成果を出すことで、履歴書に「実績」を残す

ここで大きな差をつけるのが、外資金融やヘッジファンドの内定を実際に獲得してきた指導実績 に基づいた戦略的なサポートです。準備のタイミング、何を強調するか、面接での立ち振る舞いなど、細かい点で指導を受けることで“勝ちパターン”を習得できるからです。

クオンツ大学院留学、卒業後の就活圧勝はアルファアドバイザーズ個別指導へ！17年の実績、住友商事→シカゴMBA→ゴールドマンIBDの代表TJがガツガツ鍛えてるアルファに今すぐ相談だ！

・学校の公式リンク＞Wharton Jacobs MSQF プログラム公式サイト

・引用記事＞米名門ウォートン、史上最大88億円の寄付金でクオンツ修士課程を創設

無料相談はこちらから！＞ 無料相談

トップ金融工学大学院合格者多数のプログラム詳細はこちら！＞ 【欧米アジア「大学院」留学アドバイザリー】】

【参考記事】留学をお考えの方は、こちらの記事もオススメ！

・クオンツトレーダーになるために必要な勉強・学歴とは？英語ゼロ、文系、社会人でもクオンツになれる「圧勝ルート」全公開！

・【ロボティクス留学】時代に乗り遅れず、年収3000万稼ぐ方法！MIT、スタンフォード、カーネギーメロンなど最強AI・テック大学院はこれだ！

・「コンピューターサイエンスはもう稼げない」は本当か？AI時代に沈む人、年収3000万超で勝ち抜く人の決定的な差

こちらの動画もチェック！

【ハーバード等トップMBA合格エッセイ５つのポイント】ハーバード、スタンフォード、シカゴ、ウォートン、ケロッグ等2025入学圧勝へ！ MBA合格＆就職圧勝なら、アルファに今すぐ相談だ！

【転職】金融とAIの時代本格到来！あなたのキャリアシフト戦略はこれだ！

TJプロフィール

TJ：住友商事株式会社（主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事（NY）における研修生として選抜（最年少）住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜）シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学（ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻）。シカゴ大学日本人会（The University of Chicago Japanese Association）ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行（その後毎年恒例となる）。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務（メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達（IPO含む）サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。）経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。
株式会社エイチ・アイ・エス 澤田 秀雄会長等起業家の方々よりの事業立上指南を頂く）シカゴ大学ビジネススクール卒業生会 プレジデント（2006-2010）ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル／FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリテイを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。